「リトフェイン」の版間の差分

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(4)リトフェイン用3Dデータが完成しました。データを保存する場合は、Curaの[File]>[Save model...]でファイル名.stl(.stlは必ず入れてください)で保存します。
 
(4)リトフェイン用3Dデータが完成しました。データを保存する場合は、Curaの[File]>[Save model...]でファイル名.stl(.stlは必ず入れてください)で保存します。
  
(5)リトフェイン用3Dデータを印刷します。積層厚は0.1mmに指定してください。
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(5)リトフェイン用3Dデータを印刷します。積層厚は0.1mmに指定してください。材料はPLAでもABSでも構いません。色は白が基本ですが不透明で光を通しやすい色ならば何でも構いません。

2014年12月20日 (土) 15:33時点における版

リトフェイン造形

リトフェインの発祥は中世ヨーロッパと言われており、大理石を削り裏からの光を当てることで絵として浮かび上がらせるものです。 ちょうど、写真のネガフィルムと同じ原理で、加工した製品は光を通すことで驚くほど鮮明に見ることができます。

http://en.wikipedia.org/wiki/Lithophane

ここでは、リトフェインを3Dプリンタで作ります。3DプリンタやCNCルーターで作ったリトフェインは「モダン・リトフェイン」と呼ばれています。

空前の3Dプリンタ製リトフェインブーム到来?! http://3d-dental.jp/bs01-lithophane/

3Dプリンタでリトフェインをつくるのは簡単です。3DCADや3DCGの知識も不要です。


◆Curaを使って写真データからリトフェイン用3Dデータを作る

(1)写真データを用意します。カラーでも白黒でもかまいませんが、出来上がりは白黒に見えますのでなるべく白黒のほうが良いでしょう。

(2)Curaを起動し、モデルファイルをロードする方法と同じように写真データを読み込みます。

(3)[Convert Image...] ダイアログが表示されますので下記の設定をして[OK]ボタンを押します。

Height 3mm
Base 0.6mm
Width 任意の大きさ
Depth 任意の大きさ(Widthを変えると自動で変化します)
Darker is higher
Light smoothing

(4)リトフェイン用3Dデータが完成しました。データを保存する場合は、Curaの[File]>[Save model...]でファイル名.stl(.stlは必ず入れてください)で保存します。

(5)リトフェイン用3Dデータを印刷します。積層厚は0.1mmに指定してください。材料はPLAでもABSでも構いません。色は白が基本ですが不透明で光を通しやすい色ならば何でも構いません。